当院の予防接種について
当院では、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンをはじめ、各種予防接種を実施しております。
ワクチンは在庫の確保が必要なため、完全予約制とさせて頂いております。接種を希望される方は、お電話で事前にご予約ください。予診票をお持ちの方は、事前にご記入の上、接種当日にご持参ください。
予防接種料金表
ワクチン名 | 価格(税込) |
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インフルエンザワクチン | 3,500円 |
新型コロナワクチン(ファイザー) | 15,000円 |
肺炎球菌13価ワクチン(プレベナー) | 11,000円 |
肺炎球菌23価ワクチン(ニューモバックスNP) | 7,700円 |
帯状疱疹ワクチン(シングリックス) | 22,000円(1回あたり) |
HPVワクチン(シルガード9) | 25,000円(1回あたり) |
風疹・麻疹混合(MR)ワクチン | 9,000円 |
公費助成により受けられるものもありますので、電話でお問い合わせ下さい。
各種予防接種について
インフルエンザウイルスワクチン
接種後2週間ほどでワクチンの効果が現れ始め、約5ヶ月間持続します。インフルエンザの流行は、例年11月下旬頃から翌年の3月頃にかけてです。流行開始の2週間以上前にワクチン接種を済ませておくことが望ましいです。当院でも、ご希望の方にインフルエンザワクチンの接種を実施しております。お気軽にご相談ください。
新型コロナウイルスワクチン
特に高齢者や基礎疾患を持つ方は、ワクチン接種により重症化を防ぐ効果が期待できます。
ワクチンの種類や接種スケジュールについては、厚生労働省や自治体の最新情報をご確認ください。
当院でもワクチン接種を実施しておりますので、ご希望の方はお問い合わせください。
肺炎球菌ワクチン
肺炎は日本の死亡原因として長年上位に位置している重篤な疾患です。肺炎の主な原因菌である肺炎球菌は、風邪、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などの感染時に感染リスクが高まるため、高齢者への肺炎球菌ワクチン接種が推奨されています。現在、日本国内では、プレベナー13(13価)、バクニュバンス(15価)、ニューモバックスNP(23価)の3種類の肺炎球菌ワクチンがあります。ニューモバックスNPは、65歳から5年刻みの年齢の方が定期接種の対象となります。当院では、プレベナー13とニューモバックスNPを揃えております。接種をご希望の方はご相談ください。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は、神経痛のような痛みを伴う赤い水疱が体の片側に現れる疾患です。治癒した後も、帯状疱疹後神経痛などの後遺症が残ることがあります。帯状疱疹ワクチンの接種により、発症リスクを軽減し、発症した場合の重症化を予防する効果が期待できます。50歳以上の方が接種対象となります。
当院では水痘ワクチン(生ワクチン)と比べて高い予防効果が期待できるシングリックス(不活化ワクチン)を採用しております。接種スケジュールは2ヵ月あけて2回接種(最大6ヵ月まで)します。
子宮頸がんワクチン
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染が主な原因となる疾患です。発症年齢のピークは20〜30代ですが、近年では40代の女性にも増加傾向が認められています。子宮頸がんの予防には、子宮頸がんワクチン接種が有効です。対象となる年齢の女性は、積極的にワクチン接種をご検討ください。
MR(風疹・麻疹)
風疹は、風疹ウイルスを病原体とする急性発疹性感染症で、発疹、リンパ節腫脹、発熱などを主症状とします。症状が比較的短期間で軽快することから、「三日麻疹(みっかはしか)」とも呼ばれます。風疹ウイルスは感染力が非常に強く、急速に飛沫感染します。特に、妊娠初期の女性が風疹ウイルスに感染した場合、胎児に先天性風疹症候群と呼ばれる重篤な先天性疾患を引き起こす可能性があります。したがって、妊娠を希望する女性、およびその周囲の人は、風疹ワクチンを接種し、風疹に対する免疫を獲得することが推奨されます。